いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回は、10月14日(水)に開催いたしました令和2年度 在宅医療・介護連携講演会
「新型コロナ時代の医療・介護の連携~クラスター対応の実践を通して~」についてご報告させていただきます。
今回は、向陽台ファミリークリニック院長 中島徹先生を講師にお迎えし、グラン・セラ柏陽でのクラスター対応の実践を通して
先生が感じた医療・介護連携の重要性について講話をいただきました。
会場入口では、非接触性体温計での検温を行いました。
任意で、北海道コロナ通知システムへのご登録にもご協力いただきました。
感染対策として、会場参加の皆様には事前に座席番号をお伝えし、体調管理チェックシートに当日の体温や体調について記入
いただき、回収をもって当日の受付とさせていただきました。
座席間も距離を保って…
恵庭市医師会長 島田 道朗先生によるご挨拶
恵庭市 保健福祉部 狩野 洋一部長によるご挨拶
座長は、恵庭市在宅医療・介護連携支援センター 貝嶋 光信センター長が努めました。
「今年4月、5月身近なところで新型コロナ感染のクラスターを経験、実際に入ってきたときは、まさかと思った。」
「手伝いに来てくれた方の優しい言葉、物が不足する中での支援等があり、心の温かさに触れた。皆さんの支援に感謝している。
この講話が、皆様の役に立てばと思います。」
そんな中島先生の温かいお言葉から講演はスタートしました。
今回の事例は、グラン・セラ柏陽で入居者及び利用者14名、職員6名、計20名の感染者が発生した、新型コロナウイルスクラスター対応についてです。
利用者や職員に感染が拡大していく経過の速さ、国立感染症研究所のクラスター対策班が介入してゾーニングや物品の管理、ケアの方法などについて指導を受けたこと…
一時は施設で動ける職員が9名まで減るなど、心身ともに疲弊していく状況にありました。
「日頃より、医療と介護の連携として、連絡できる関係があることが大切。」
「一つの目標のため、力を合わせて活動することができるようにすることが必要です」
新型コロナウイルスのクラスター対応の実際を聞かせていただき、医療・介護の連携や協働の重要性について考える機会となった、大変貴重な講演でした。
アンケートでは、介護事業所の立場からの話も聞いてみたいとの声も多く寄せられました。
2020年10月時点で、日本では96,000人(全人口の0.08%)が新型コロナウイルスと診断されています。
(※感染していても症状が現れず、医療機関を受診しない方もいるため、必ずしも感染した人すべてを表す数字ではありません。)
恵庭市内や近郊でも感染は拡大しています。
感染予防対策の基本である、手指衛生、マスク着用、換気を徹底して、気を引き締めて過ごしたいと思います。
参加された皆様、マスクや手指衛生、寒い時期の換気へのご協力、誠にありがとうございました。
また、Zoomで参加された皆様につきましては、映像や音声が乱れてしまい十分に内容をお伝えできない部分がありましたことを
お詫び申し上げます。
下記リンクより、報告書にてご確認いただきますようお願いいたします。
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《写真付き報告書》 《感染対策について》
当センターでは、今後も、研修会や講演会等を行っていく予定です。
決まり次第当ホームページにてご報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。