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令和4年度 恵庭市在宅医療・介護連携講演会
「最後まで自分らしく」を支える
身寄りのない方、意思決定が困難な方への支援について
『 第1回 基本を学ぶ 』
につきまして、ご報告させていただきます。
恵庭市内だけでなく、千歳市・北広島市からもご参加いただき本当にありがとうございました。
アンケート結果からも、皆さんが日頃から興味深く、また課題に感じていらっしゃるテーマであることを実感しています。
さて、このたび講師にお迎えさせていただきましたのは
国家公務員共済組合連合会 斗南病院
精神科科長の上村恵一先生です。
緩和ケアの普及啓発でもご活躍されていらっしゃいますので、ご存知の方も多いかと思います。
(公式YouTubeチャンネルはこちら)
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翌日も学会を控えていらっしゃるとのことで、なんと東京からご講演いただきました。
(Zoomってありがたく便利ですね…)
身寄りのない方、認知症などで意思決定が困難な方への支援について、
Zoomの投票機能を活用した参加型、かつユーモアを交えた大変わかりやすいご講義で、運営側だけでなく、参加された皆さんも時間があっという間だったのではないでしょうか。
医療・介護の専門職は、社会の中で医療倫理のファシリテーターとして、
「身寄りがない」「決められない患者」を守る責務がある。
とても印象に残るまとめでした!
患者さん(利用者さん)を多職種で支援していかなけれないけない時、
「他機関との連携がうまくいかない」「どう連携すれば医療(介護)に伝わるのか」と考えることがあります。
しかし、大切なのは、「患者さん(利用者さん)という一人の人間性」だったり、「その方が何を大切にしているのか」ということを共有できているかということなのですね。
当センターでも、改めて日頃の業務を振り返る貴重な機会になりました。
上村先生ありがとうございます。
ご参加いただいた皆さんからは、
・日々の関わりの中で本人の意思が聞き取れるようにかかわっていきたいです。
・意思決定支援とは何なのか考えることができた講演でした。
・同意能力の判断が在宅の場でも共通認識として理解することができたら、本人の選択も広がっていくと思いました。
・非常にいい内容の研修だったため、もっと多くの方に聞いてもらえたらいいなと感じました。
等々、ご好評をいただいています。
11月11日(金) 第2回 「事例より対応を考える」につきまして、まだ若干の空きがございます!
ご参加希望の方は連携センターりんくまでどうぞお気軽にお問合せください。